8.6秒バズーカーの現在!デマと転落、キッチンカー大成功の真実
2015年、トレードマークの赤いスーツとサングラス姿で「ちょと待ってちょっと待って、お兄さ〜ん」のリズムに乗り、社会現象を巻き起こしたお笑いコンビ・8.6秒バズーカー。吉本興業の養成所(NSC)を卒業してわずか1年足らずで頂点へと駆け上がったふたりですが、テレビの露出が急減した後は「一発屋として消えた」と語られる機会が増えました。
あれから10年以上の歳月が流れた2026年現在、彼らは決して表舞台から完全に退場したわけではありません。ネットを揺るがした激しいバッシングを乗り越え、ボケ担当のはまやねんはキッチンカービジネスで目覚ましい実績を上げ、ツッコミの田中シングルも独自のクリエイティブ領域を開拓しています。不遇の転落劇から驚きの逆転を果たした、ふたりのリアルな今を追いました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:「ラッスンゴレライ」旋風の直後に浴びた根拠のない反日デマと過熱炎上により、コンプライアンスを警戒したテレビ各局からフェードアウトを余儀なくされた。
- 要点2:はまやねんは自らハンドルを握るキッチンカーでのカレーパン販売が大ヒットし、全国を飛び回る実業家としてビジネスを軌道に乗せている。
- 要点3:田中シングルは音楽・DJ活動やSNSクリエイター支援へと軸足を広げ、コンビとしても吉本興業に籍を置いたまま解散せず現在も活動を継続中。
【爆速ブレイクと転落劇】「ラッスンゴレライ」旋風からメディア消失まで
2014年4月に結成された8.6秒バズーカーは、わずか1年にも満たないキャリアで「ラッスンゴレライ」のリズムネタを引っ提げ、当時の日本中を席巻しました。公式YouTubeにアップされたネタ動画は瞬く間に数千万回再生を記録し、民放各局のバラエティ番組やCMに引っ張りだことなる異例の超スピード出世を果たします。
しかし、あまりに急激なブレイクは、芸人としての足場を固める時間を奪うことにもなりました。漫才やコントのストックが乏しく、バラエティ番組の平場トークで爪痕を残す技術を磨く間もなく、スケジュールは連日分刻みで埋め尽くされていきます。消費スピードの速いエンタメ業界において、ネタの飽きが急速に進んだことも、メディア露出が激減する初期の引き金となりました。
【干された真相】ネットを揺るがした「反日デマ」とテレビ降板の裏側
彼らがテレビから完全に姿を消す決定打となったのは、ネタの消費だけではなく、ネット上で巻き起こった激しい炎上騒動でした。「8.6秒バズーカー消えた理由」として今なお語り継がれるのが、2015年春先からネット掲示板やSNSを中心に急速に拡散された「反日デマの真相」です。
コンビ名の「8.6」が広島への原爆投下日を意味している、「ラッスンゴレライ」は米軍の爆撃命令をもじった隠語である、ネタ中の決めポーズが「原爆の子の像」を揶揄しているなど、荒唐無稽な都市伝説が次々と捏造されました。さらに、はまやねんの学生時代の過去ブログや写真の一部が切り取られてネット上に晒され、真偽不明の憶測が真実であるかのように拡散する事態に発展します。
所属する吉本興業や本人たちは会見などで完全にデマであると否定し、コンビ名の由来も「NSCのグラウンドで50m走を測ったときのタイムが8.6秒だった」と説明しました。しかし、一度火がついたネットの攻撃性は収まらず、出演番組のスポンサー企業にまで抗議が殺到。企業側がリスク回避を最優先にした結果、制作現場はキャスティングを敬遠せざるを得なくなり、事実上の「干された」状態に追い込まれてしまったのが真相です。
【はまやねんの現在】借金からキッチンカー実業家へ!カレーパン販売の勝算
不条理なバッシングによってテレビの仕事を失ったはまやねんが、起死回生の一手として挑んだのがキッチンカー事業でした。クラウドファンディングや金融機関からの融資、自己資金をかき集め、約1,600万円もの大金を投じて専用車両を製作。飲食業界への本格的な芸人転身を決意します。
主力商品として開発したのが、特製スパイスとサクサクの食感にこだわったカレーパン販売です。「元・人気芸人が自ら油の前に立ち、揚げたてを直接手渡す」という親しみやすさと確かなクオリティが話題を呼び、全国各地の大型ショッピングモールや地域フェスで出店するたびに長蛇の列を作る看板メニューへと成長しました。
一時的な客寄せパンダに終わらないよう、仕込みから衛生管理、移動ルートの選定まで自ら徹底管理。現在では複数台のキッチンカーを展開するほど事業を安定させ、飲食プロデューサーとしての顔を確立しています。
【田中シングルの現在】音楽活動からプロデュース業までマルチに躍進
相方のはまやねんが飲食ビジネスで活路を見出す一方、ツッコミとネタ作成を担当していた田中シングルは、カルチャーとデジタルの領域でマルチな才能を発揮しています。
元来のリズム感と音楽への造詣を武器に、クラブシーンでのDJ活動を本格化させたほか、音楽フェスやイベントの企画・プロデュースにも参画。さらに、自身の知見を活かしたTikTokやYouTubeなどのSNS運用代行、若手クリエイターのマネジメントなど、表舞台と裏方の両面で精力的に動いています。
「8.6秒バズーカー」としての屋号を捨てることはなく、吉本興業に所属したままコンビ関係を維持。不定期の劇場出演や学園祭、地方営業など、オファーがあればふたり揃ってステージに立ち、現在も息の合った掛け合いを披露しています。
【現在の年収と仕事】絶頂期の月収500万から転落、そして再浮上した現在の懐事情
気になるふたりの金銭事情ですが、ブレイク絶頂期には最高月収500万円以上を記録したことを過去の番組で明かしています。しかし、テレビから姿を消した直後は仕事が激減し、一時は月収が数万円から十数万円台にまで落ち込む過酷な低迷期を経験しました。
2026年現在の年収水準は、当時とは比較にならないほど力強い回復を見せています。はまやねんはキッチンカーの売上、催事出店料、タイアップ案件などを合わせ、事業全体の年商は数千万円規模に到達。個人の手取り年収ベースでも、同年代のビジネスパーソンを大きく上回る高水準を維持していると推測されます。
田中シングルもDJ出演料や各種プロデュース報酬、SNSマーケティング事業からの安定した収益を得ており、過酷な下積み時代を完全に脱却。テレビのレギュラー番組に依存せず、個人で稼ぐ強固な基盤を築き上げました。
【ネットの反応と世間の評価】デマの風化と「実力派ビジネスマン」へのリスペクト
当時、苛烈な誹謗中傷を浴びせていたネットコミュニティの空気感も、10年以上の歳月を経て劇的に変化しました。現在、SNSや動画配信のコメント欄で見られるネットの反応は、好意的な応援やリスペクトが大部分を占めています。
「根拠のないデマで潰されかけたのに、腐らずキッチンカーで汗を流す姿がかっこいい」「実際にカレーパンを食べたら本当に美味しくて驚いた」「一発屋の肩書をポジティブに消化して生き残っているのは純粋に尊敬できる」といった声が相次いでいます。理不尽な逆境から泥臭く立ち上がったふたりの背中は、かつてのアンチをも唸らせる説得力を持っています。
【8.6秒バズーカーの現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:8.6秒バズーカーはすでに解散してしまったのですか?
A1:解散していません。現在も吉本興業に所属したままコンビを継続しており、地方営業やイベント、YouTube企画などで定期的に揃って活動しています。
Q2:当時ネット上で騒がれた「反日デマ」は事実だったのですか?
A2:完全に事実無根のデマです。吉本興業および本人たちが公式に否定しており、ネット掲示板のユーザーによる強引なこじつけや画像の悪質な切り取りが原因でした。
Q3:はまやねんが販売しているカレーパンはどこで買えますか?
A3:はまやねん自身の公式SNS(XやInstagram)で出店スケジュールが随時告知されています。全国の商業施設、フェス会場、キッチンカーイベント等で購入可能です。
まとめ:不遇の炎上を乗り越え、独自の道で輝きを取り戻したふたり
瞬く間にスターダムへと駆け上がり、理不尽なデマとバッシングによって突き落とされた8.6秒バズーカーの歩みは、ネット社会の光と影を象徴するものでした。しかし彼らは被害者意識に閉じこもることなく、現実と向き合い、自らの手で新たな居場所を切り拓きました。
全国を行脚して自慢の味を届けるはまやねんと、カルチャーの現場で価値を生み出し続ける田中シングル。テレビ画面の枠組みを超え、たくましく進化を遂げたふたりの挑戦は、今まさに確かな実を結んでいます。 (出典: 86 秒 バズーカー 現在(Yahoo!ニュース))